診療案内

 

一般整形外科

整形外科の疾患は多様な症状を呈します。
当院では診断・治療において多様なニーズに対応しております。
(対応できないものについてはご相談のうえご紹介させていただきます)

 

~整形外科の主な病気~

◆腰痛、頸部痛、膝の痛み、肩こり
◆しびれなどの知覚障害
◆手足の変形、腫れ、運動障害、姿勢異常、歩行障害
◆リウマチ、痛風などの関節疾患
◆骨粗しょう症
◆骨折、脱臼、捻挫、打撲などの外傷
◆スポーツ障害、スポーツ外傷
◆擦り傷、切り傷
◆ロコモティブシンドローム

~整形外科の治療法~

◆薬物療法
◆注射療法
◆運動器リハビリテーション・理学療法
◆装具療法
◆手術療法

 

骨粗しょう症

病気について
骨粗しょう症とは様々な原因により骨量の減少や骨質の低下によって骨がもろくなり、骨折しやすくなっている状態です。
日本では1300万人の方が骨粗しょう症であると推測されています。女性に多くみられ、閉経後から急速に進行すると言われております。
骨粗しょう症は、初期は自覚症状に乏しく骨折して初めて骨粗しょう症だったと分かることもあります。骨折としては「椎体骨折」「大腿骨近位骨折」「上腕骨近位骨折」「橈骨遠位端骨折」があり、いずれの骨折も生活の質やADLの低下を引き起こすため健康寿命を延ばすためにも骨粗しょう症の検査と治療は重要です。

原因

骨粗しょう症の原因としては加齢・閉経・飲酒・喫煙・乱れた食生活・過度のダイエット、運動不足などが挙げられます。
他にも、関節リウマチ・糖尿病・慢性腎臓病・内分泌疾患などの内科疾患・ステロイド薬の長期服用などによって骨粗しょう症が引き起こされることもあります。

症状

症状として、初期の状態では自覚症状はほとんどありません。
症状が進むにつれて、背中や腰の痛みなど、背骨が曲がる、身長が縮むといった症状が表れます。

診断

まず、問診、診察を行います。
次にレントゲン撮影と骨密度の測定を行います。骨密度はX線フィルムを使用した骨塩定量検査で測定しています。

薬物治療

現在、骨粗鬆症の治療薬は様々なものが開発されていますが大きく分けて骨の吸収を抑制する薬・骨の形成を促進する薬・骨の吸収抑制と形成を同時に行う薬があります。
患者様により病態が異なりますので治療時には現在の骨の状態と使用する薬剤の必要性について詳しくご説明させて頂きます。

 

関節リウマチ

関節リウマチとは

免疫の異常により手や足、膝や肘や肩などの関節に腫れや痛みを生じ、それが続くと関節の変形をきたす病気です。
現在、日本には70万人以上の関節リウマチ患者がいるといわれており、めずらしい病気ではありません。30~50歳代で発症することが多く、10歳代や20歳代で発症する方もいます。女性の患者さんが多く、男性の3~4倍多く発症します。

 

症状について

手指、足趾、肘といった全身の関節の痛みと腫れ、朝のこわばりが有名ですが、他にも疲れやすい、貧血、食欲不振と体重減少、発熱などがあります。

ひとつでも当てはまる症状があれば、早めの受診をお勧めします。
リウマチは、発症から1年以内に関節破壊が急速に進行するため、早期に診断して早期に治療することが重要となります。
早めに適切な治療を行うことで関節破壊の進行を防ぎ、関節機能を維持し、日常生活や家事、仕事への影響をほぼなくすことができます。

 

 

<治療>

・薬物による治療

非ステロイド系抗炎症薬
この薬は、痛みに関連するプロスタグランジンという物質ができるのを防ぐことで、リウマチの痛みや炎症を軽くします。ただし、病気の進行を止めることはできません。
ステロイド(副腎皮質ホルモン)
活動性の高いリウマチに対して、高リウマチ薬の補助として用いられます。ただし、ステロイドを長く使っていると、糖尿病や骨粗しょう症、白内障、感染症などを合併しやすくなるので、抗リウマチ薬が効き始めたら減量、もしくは中止いたします。
抗リウマチ薬(メトトレキサートなど)
リウマチ治療の主体となる薬です。効果が現れるまでは非ステロイド系抗炎症薬やステロイドが併せて用いられますが、効果が出始めたら、それらの薬は止めることもできます。
治療効果を高めるため、抗リウマチ薬を2剤以上併用することもあります。
生物学的製剤
近年用いられるようになった新しい治療薬で、生物が作る物質を薬剤と使用するものです。
いままでの薬物療法では治りにくかった患者様においても十分な効果が期待できるようになりました。関節リウマチの症状を引き起こすサイトカインと呼ばれる物質に作用して、症状の進行を抑えます。

 

リハビリテーションについて

腰痛、関節痛、肩こり、神経痛などを生じる整形外科疾患や脊椎や下肢の骨折、靭帯損傷などに対してリハビリを行っています。
また、基本動作(座る、歩く、立つなど)の回復や維持、加えて予防を目的にストレッチや筋力強化などの運動療法と併用して物理療法を用いて治療を行います。

 

 

当クリニックの特徴

当クリニックでは理学療法士が複数名在籍しており、リハビリ機器も多数設置しておりますので患者さまの症状に合わせたリハビリが行えるようになっております。また医師と理学療法士が密に連携を取り痛みの原因を早期解決できるよう、個人の症状や目標に応じてオーダーメイド・マンツーマンでリハビリをしております。最初から最後まで患者さまに向き合い、一日でも早く痛みのない生活に戻れるようにサポートしております。

 

電動型自動間欠牽引装置

温浴療法用装置

ウォーターベッド

 

 

 

 

 

お気軽にお問い合わせください。088-850-7701受付時間 9:00-12:30/14:00~18:30
[ 木・日・祝日除く・土曜17:00まで]